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開催方法と会長の変更について

ご挨拶(第35回学会・富山大会中止のお詫び)

 この度、第35回日本臨床リウマチ学会を、2020年11月28日(土)~ 11月29日(日)の2日間にわたり富山で開催させていただく予定でございましたが、世界中を襲った新型コロナの影響により開催を断念せざるを得なくなりました。開催断念期限のギリギリまで種々の代替え案を模索してきましたが、集会の入場は密集を避けるため会場の半分以下の入場制限にすべしとの国の方針もあり、予定していた会場の倍のスペースを確保することが困難であることからオリンピック同様今回の学会を1年間延期とさせていただくこととしました。学会の開催を楽しみにしていた皆様には誠に申し訳なくこの場をかりてお詫び申し上げます。

 さて学会の開催につきましては延期よりもリモートでもいいので開催してはどうかとの少数意見もありましたが、リモートではパラメディカルの皆様が質問を遠慮され闊達な討論が出来ないのではないかとの懸念も示されました。また本学会では関節リウマチ薬剤に関する演題も多く、これらの中には開発途上にあるものや有害事象に関する報告、薬剤の有効性の比較に関する発表等対面での会議で質疑応答は可能かもしれませんが、画面の向こうで撮影されたり録画されたりすると種々の問題が生じる可能性もある演題もあるのではないかと考えられました。ともかく日本臨床リウマチ学会の良さは、医師のみならず看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士等のメディカルスタッフに加え、医薬品開発に携わる先生方も参加し、リウマチ学に関連する様々な角度からの切り口に対して自由闊達な討議の出来る数少ない学会であるとの観点からリアル開催の学会がベターと考え1年間の延期とさせていただきました。

 1年の延期についてご理解頂いた日本臨床リウマチ学会の理事の先生方にはこの場を借りて心より厚く御礼申し上げます。何より1年の順延によりご迷惑をおかけした次期会長の北海道大学・渥美先生、次次時期会長の産業医科大学・田中先生ならびに同大学のスタッフの皆様には誠に申し訳ありませんでした。また両先生には順延を快くご理解頂き本当に有り難うございました。

 ところで日本臨床リウマチ学会は定款により年1回総会を開催すべきと決められています。そこで第35回は2020年11月27日(金)~ 11月29日(日)の3日間にわたり学会の一部をリモートで開催させて頂くこととしました。社員総会(評議員会)は11月28日(土)、会員総会(総会)は11月29日(日)の開催となりました。既に学会順延決定前に投稿頂いていた一般演題については今回お届けする抄録集への掲載により発表に変えさせて頂くこととしました。また予定されていたランチョンセミナーとイブニングセミナーの一部は3日間の会期中にリモート配信により発表して頂くこととしました。この3日間のリモート学会による第35回学会は、理事長である東京大学の田中栄先生に学会長をお引き受け頂き、会長講演は11月28日(土)にお願いしました。

 次年度、第36回日本臨床リウマチ学会は2021年12月18日(土)~19日(日)の2日間にわたり富山の国際会議場をメイン会場として富山で私が会長をさせて頂く予定です。まだ先の見えないコロナショックではありますが、可能な限り準備を行いリアル学会の開催を目指したいと考えています。どうか今回のことに懲りずに来年2021年には出来るだけ多くの会員の皆様に富山でお目にかかれること切望しています。コロナ渦の中、日常の臨床や研究、大変なこととお察し申し上げます。どうかお体に気をつけ日々をお過ごしください。

医療法人社団松緑会 松野リウマチ整形外科 院長
松野 博明